コンプライアンス基本宣言
私たちは、特定非営利活動法人まちづくり西白井の“企業理念”のもと、指定管理者の指定を受け、公共施設の運営管理を行っておりますが、公共的使命はもちろんのこと、社会的責任に応えるためには、当法人に属する一人一人が例外なく、法令や社会的規範を遵守して、事業活動を行うことが最重要であると捉えています。
また、そのような我々の意志こそが、活力のある職場、地域住民及び施設利用者との良いコミュニティを築き、地域社会の発展に貢献していくことにもつながり、地域社会から高い信頼と評価を得ることができると信じています。
法人として掲げるコンプライアンス・マニュアルは、施設運営に関わる職員はもちろんのこと、当法人の運営に携わる会員が守らなければならない基本原則であり、業務遂行に関する法令等を遵守し、より一層倫理的な組織文化を構築していくことをここに宣言します。
令和3年7月1日
特定非営利活動法人まちづくり西白井
理事長 瀬下 直樹
コンプライアンス・マニュアル
1 目的と基本姿勢
このコンプライアンス・マニュアルは、業務を遂行する上で、特に重要と思われる事項に関して基本的な考え方を示したものです。
したがって、これは、すべてを網羅するものではありません。ここで、触れられていない事項、または自分だけでは答えを見つけにくい複雑な問題等については、職場の上司や理事長に相談してください。
もし、相談や報告に対して何らかの報復が加えられるようなことがあれば、事実関係を調査し、それを正していきます。私たちは、公正かつ健全な業務遂行を通じて、地域社会の発展に貢献していくことを目指していきます。
2 基本指針
(1) 事業活動のあらゆる場面で、関係法令を厳格に遵守します。
(2) 自己の研鑽を図り、高品質なサービスを提供します。
(3) 施設利用者、地域住民、役職員が安心を得られるような徹底した安全対策を図ります。
(4) 公正、公平かつ働き甲斐のある職場環境を実現します。
(5) 地球環境の保全のため、省エネルギーに努めます。
(6) 行政等との健全かつ透明性の高い関係を構築します。
(7) 反社会的勢力を排除し、不法行為及び不当要求行為を断固拒否します。
(8) 社会貢献活動に積極的に取り組みます。
(9) 適時適切に業務、活動にかかる情報を開示します。
(10) 当基本方針を尊重して業務、活動に取り組むとともに、当基本方針に反する事態が発生した場合には、原因究明と再発防止に努めます。
3 組織体制等
(1)組織体制と役割
① コンプライアンス責任者
当法人理事長とし、以下の職務を執行します。
ア コンプライアンス責任者は、コンプライアンス基本宣言及びコンプライアンス・マニュアルを策定し、必要に応じて変更する。
イ コンプライアンス担当者の役割と責任を明確化し、コンプライアンス体制の整備状況について定期的な点検を行う。
ウ 不祥事発生時の対応を行い、再発防止策を策定する。
② コンプライアンス担当者
当法人副理事長とし、事務局長と連携して、以下の職務を執行します。
ア コンプライアンスに関する指導、改善
イ コンプライアンスに関する研修の実施
(2) 相談窓口
日常の業務において、コンプライアンスの観点から疑問が生じた場合には、下記のとおり相談してください。
相談者
↓
○コンプライアンス担当者
↓
◎コンプライアンス責任者
(3) 内部通報窓口
違法または違反行為が行われている、あるいは疑われる場合には、コンプライアンス責任者に通報してください。通報は、メール、電話、書面等どのような方法でも構いません。
また、通報の事実が漏洩しないようセキュリティに配慮し、通報者の氏名等を開示しません。
なお、違法、違反行為が行われているあるいは疑われる旨の通報が外部から寄せられた場合についても、コンプライアンス担当者において受け付け、内部通報に準じた処理を行います。
4 行動基準
(1) 利用者との関係
①法令の遵守
関係法令および条例を遵守します。特に、個人情報の取扱に関しては、特定非営利活動法人まちづくり西白井が定める個人情報保護方針に従い、
適切に管理し、本来の目的以外に使用しません。また、市と締結した「基本協定書」に基づいた運営、利用者へのサービス提供を行います。
②高品質なサービスの提供
ア 利用者満足度向上のため、高品質なサービスを提供と自己の研鑽に取組みます。
イ すべての利用者に対し公平、公正な利用環境を提供します。
ウ 常に衛生的な施設の維持管理に努めます。
(2) 市との関係
① 情報の開示
事業報告、財務状況など事業活動について、適時適切に情報を開示します。
② 正確な記録
事業活動に関する記録は正しく記録し、特に、会計帳簿、伝票、契約書等は関係法令に則り、適正に保存します。
(3) 社会との関係
① 地域社会への貢献
社会貢献活動に積極的に参加するとともに、自主事業を通じて地域社会の発展を支援します。
② 反社会的勢力の排除
当法人に属する者は、反社会的勢力からの要求には毅然として対応し、一切関係を持ちません。
(4) 当法人職員との関係
①人権の尊重
雇用や処遇にあたっては、職員の人権を尊重するとともに、人種、信条、性別、宗教、国籍、年齢、学歴、その他個人的な特性に基づいた差別は、いかなる場合にあっても、行いません。
②各種ハラスメント等の禁止
性的な嫌がらせや地位・立場を利用した嫌がらせ、また、それらと誤解されるおそれのある行為を行いません。
③プライバシーの保護
会員及び職員の個人情報は、適正に管理し、本来の目的以外に使用しません。また、裁判所の命令等の正当な理由がない限り、本人の承諾なく、これを外部に開示しません。
④労働関係法令の遵守
労働関係法令を遵守し、勤務時間等の労働条件について、適正な管理を行います。
⑤職場の安全衛生
職場の整理整頓に努め、快適な職場環境を保つとともに、就業規則等における安全衛生の各条項を遵守し、職員の健康増進に努めます。
5 違反者に対する措置
このコンプライアンス・マニュアルに違反した者や違反行為を放置した者については、理事会の決議を基づき処分します。